【BIOSパスワード】IBM ThinkPad 2611-455のパワーオンパスワード（BIOSパスワード）を解除する

IBM ThinkPad 2611-455のパワーオンパスワード（BIOSパスワード）を解除する

ＩＢＭは保守マニュアルをインターネットで公開しています。これを読むと、このモデルはスイッチ操作でＢＩＯＳ解除ができます。

今回もＢＩＯＳ解除ソフトを使ってパスワード解除を試みます。
しかしThinkPadでは残念ながら、このソフトは通用しませんでした。

	このThinkPadは2種類のパスワードを設定できます。 setup passwordはbios画面に入る為のパスワード。 power on passwordは電源投入後ＯＳを起動する為のパスワードです。今回は両方のパスワードを設定します。
	電源投入直後、パスワード入力を促す鍵マークが表示されます。 3回間違えると、動作を停止します。
	ＢＩＯＳ解除ソフトを起動します。
	画面上では「Cmos killed」と表示され、解除されたように見えます。
	しかし電源を再投入しても、鍵マークが現れパスワードは解除されませんでした。 /dスイッチでパスワードスキャンを試みましたが、これもだめでした。

保守マニュアルに従ったやり方でパスワード解除を試みます。
マニュアルによれば、パスワード入力をスキップするバイパススイッチを操作してＢＩＯＳ解除をするようになっています。

	保守マニュアルはＰＤＦで提供されています。 73ページに記述があります。
	マザーボード上のSW2の2をONにすると、パスワード入力をスキップできます。操作するには少々本体の分解が必要です。キーボードさえ取り外せれば、スイッチへのアクセスは簡単です。以下分解を説明します。
	「i Series」とマークされた小パネルは、キーボードのネジを隠しています。その小パネルを外す為のツールを作りました。幅4ミリくらいの金属棒の先を少し曲げます。この爪部分をパネルに引っ掛けて取り外します。
	ツールをかけるポイントは2ヶ所あります。パソコンを傷つけないように外します。
	次に、キーボードユニットを抑えている突起をずらします。指で強く後ろ側に押すとスライドします。
	小パネルを外すと、キーボードユニットが2つのネジで止まっています。
	ネジを外したあと、キーボードユニットを持ち上げますが、細いリボンケーブルがつながっていますので十分注意します。リボンケーブル根元のコネクタをずらし、ケーブルを外します。
	ネジを３つはずします。
	アルミパネルを持ち上げながら左にずらすと、取り外せます。ちなみにこのパネルを外すと、ハードディスクにアクセスできるようになり交換も容易です。
	ハードディスク脇に、小さなスイッチが2つ見えました。手前のスイッチがsw2です。このスイッチの２がパスワードバイパススイッチです。”２”をONにします。
	スイッチは大変小さいので、きりのような物でやさしく操作します。（パスワード削除後は、スイッチをOFFに戻します。）
	リボンケーブルを繋ぎ、キーボードを仮組みして作業を進行します。
	電源を入れると、パスワードを入れること無くBIOSセットアップ画面に入ることができました！
	SECURTY項目に入り、2つのパスワードを削除し設定を保存します。以上で完了です。やったー！！パスワード解除成功です。あとは、パソコンを元通り組み立てます。 ※注意 SW2の2は、ONにしてもパスワード入力を回避するだけです。パスワードは削除されていませんので、かならずセットアップ画面で削除し設定保存します。SW2の2はこのあとOFFに戻します。
	本当はキーボードを外したあとは、アルミパネルを外さなくてもスイッチを操作できます。慣れればリボンケーブルさえ外さなくてもできそうです。

	保守マニュアルはＰＤＦで提供されています。 73ページに記述があります。
	マザーボード上のSW2の2をONにすると、パスワード入力をスキップできます。操作するには少々本体の分解が必要です。キーボードさえ取り外せれば、スイッチへのアクセスは簡単です。以下分解を説明します。
	「i Series」とマークされた小パネルは、キーボードのネジを隠しています。その小パネルを外す為のツールを作りました。幅4ミリくらいの金属棒の先を少し曲げます。この爪部分をパネルに引っ掛けて取り外します。
	ツールをかけるポイントは2ヶ所あります。パソコンを傷つけないように外します。
	次に、キーボードユニットを抑えている突起をずらします。指で強く後ろ側に押すとスライドします。
	小パネルを外すと、キーボードユニットが2つのネジで止まっています。
	ネジを外したあと、キーボードユニットを持ち上げますが、細いリボンケーブルがつながっていますので十分注意します。リボンケーブル根元のコネクタをずらし、ケーブルを外します。
	ネジを３つはずします。
	アルミパネルを持ち上げながら左にずらすと、取り外せます。ちなみにこのパネルを外すと、ハードディスクにアクセスできるようになり交換も容易です。
	ハードディスク脇に、小さなスイッチが2つ見えました。手前のスイッチがsw2です。このスイッチの２がパスワードバイパススイッチです。”２”をONにします。
	スイッチは大変小さいので、きりのような物でやさしく操作します。（パスワード削除後は、スイッチをOFFに戻します。）
	リボンケーブルを繋ぎ、キーボードを仮組みして作業を進行します。
	電源を入れると、パスワードを入れること無くBIOSセットアップ画面に入ることができました！
	SECURTY項目に入り、2つのパスワードを削除し設定を保存します。以上で完了です。やったー！！パスワード解除成功です。あとは、パソコンを元通り組み立てます。 ※注意 SW2の2は、ONにしてもパスワード入力を回避するだけです。パスワードは削除されていませんので、かならずセットアップ画面で削除し設定保存します。SW2の2はこのあとOFFに戻します。
	本当はキーボードを外したあとは、アルミパネルを外さなくてもスイッチを操作できます。慣れればリボンケーブルさえ外さなくてもできそうです。

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