富士通のFMV NE/36Lの14インチ液晶パネルを交換する。



富士通のFMV NE/36Lの14インチ液晶パネルが壊れてしまいました。
メーカーに修理に出すととても高いので、自分で直してみました。
直すといっても、同じ形式のパネルを探して交換するだけです。
修理の作業よりも、このパネル探しが大変です。秋葉原に4〜5回訪れて見つけることができました。
メーカーに修理に出せば数万円の費用が掛かりますが、およそ5000円で直すことができました。

※ご注意
パソコンを分解する際は、必ずバッテリーパックを外してください。またACアダプタも外しておきます。
ご紹介している事例は、メーカー保証対象外です。改造、作業にあたっては自己責任でお願いします。
液晶パネルを取り外すには、まず丸いゴムを2つ外します。するとネジが現れます。そのネジを2つ外します。
あとは枠を適当にずらして外します。枠を外すには、枠の上下部を内側にずらすと外しやすいです。
画面左下に大きな黒いしみができています。
とても見にくいので取り替えることにします。
この作業メーカーに頼むと、8万円くらいすると思います。
技術料よりパネル部品が高いのです。
モデルによっては、パソコンと同じくらいの費用が掛かることも珍しくありません。
分解の際は必ず電源を落としてください。感電します。

画面は枠を外した状態です。
液晶パネルは、左右2本ずつのネジで固定されています。
このネジを外すとパネルは取り外せます。
真中の緑色の細長い部品は、インバーターです。
液晶パネルの蛍光管に高電圧を供給します。
したがって、動作中にこの部品に触れると感電します。
枠についている正常な爪(突起)部分です。
とってもおれやすい。
枠を外す際に、爪(突起)を2つ折ってしまいました。
非常にデリケートに留まっています。
外す際は力加減に十分注意します。
日立製のTX36DB1VC1CAAのパネルが使われています。
同じシリーズ、同じ型番のパソコンでも使われている型番が違う事があります。
液晶パネルとフレキケーブルの接続部分です。
テープを外し、引っ張ると外れます。
秋葉原のジャンク店「QC PASS」で見つけた、同型番の液晶パネルです。
液晶パネルは、メーカー、サイズ、型番が違うと互換性がありません。
探していたパネルが見つかったのは本当にラッキーでした。
しかし、ジャンク品なので購入時には動作しなくても返品できませんと念押しされました。ジャンク品の購入にはリスクが伴います。
税別4980円で購入しました。
液晶パネルの端から出ているプラグとインバータを脱着します。
このプラグは方向がありますので、注意します。
液晶パネルを取り外した状態。
フレキケーブルは切れやすいので注意します。
ここにパネルを取り付けなおします。
画面中央の細長い部品が、インバータです。
液晶内部の蛍光管を点灯させるための高電圧をつくります。
したがって、動作中に触ると感電しますの注意します。
仮止めし、接続を完了したら、電源をいれて動作を確認します。
もし画面が真っ暗だったら、インバータのソケットが正しくささっていないかもしれないので、見直します。

1つだけドット抜けがあったものの、正常に表示しました。
枠を取り付けて修理完了です。
2003年12月10日
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