富士通 ビブロ FMVNE345LKのBIOSパスワードを解除する。
これは私のサブマシンです。型式は富士通ビブロ FMVNE345LKで2000年春モデルです。
このパソコンは、バックアップ電池(BIOSデーター保持用の電池)を外すだけでパスワード解除できました。
私の持っているパソコンの中では比較的新しいほうなのですが、特殊ソフトも使わず簡単にパスワード解除ができました。
これはちょっとショックでした。もっと古いパソコンのほうがセキュリティの壁が厚いのですから。
バックアップ電池コネクタも増設メモリスロットのすぐ下にあり、セキュリティの事はあまり考えられていないようです。
しかし富士通のビジネス向けのパソコンは、しっかりセキュリティ対策をしているようです。
下の工程を見ると、非常にやさしい作業ですよね。
でもこの電池コネクタを探す為に、HDD、CDドライブ、パームレスト、キーボードをはずし丸裸にしています。
結構な手間がかかっているんですよ。(^_^)
※ご注意
パソコンを分解する際は、必ずバッテリーパックを外してください。またACアダプタも外しておきます。
ご紹介している事例は、メーカー保証対象外です。改造、作業にあたっては自己責任でお願いします。
フェニックスBIOS リリース6.0 富士通BIOSバージョン 1.35です。 |
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セキュリティ項目で、 管理者パスワード、ユーザーパスワード、起動時パスワードなど、全て設定します。 パスワードを知らない限り、フロッピーディスクからも起動できません。 |
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パスワード入力を3回間違えると、動作を停止します。 フロッピー起動ができないので、いつものcmospwd(BIOSパスワード解除ソフト)は利用できません。 |
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バックアップ電池(BIOSデーター保持用の電池)を外し、パスワードを解除する方法を試します。 キーボード下に電池のコネクタがあります。赤い円のネジを外します。 |
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目隠しのゴムを取ると、ネジが見えます。 | |
ネジを外したあと、液晶パネルを一番奥まで倒すと、この小パネルを外せます。 | |
キーボード下には増設メモリスロットもあります。 写真では、キーボードを外していますが、実際の作業では外す必要はありません。 |
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右側の円は、メモリスロットです。 下の円の中に、バックアップバッテリー(BIOSデーター保持用の電池)コネクタがあります。 |
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プラスティックフィルムの下の狭いスペースにコネクタが隠れています。 | |
場所が狭いので、ドライバーセットにあるキリでコネクタを外します。 写真はコネクタを外した状態です。 |
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ACアダプタ、動作用バッテリーユニットを外し、1〜2分ほど放置し、パソコン内部の電気放電を待ちます。 バックアップ電池を外したまま、パソコンを起動します。 起動時に写真のエラーが表示されますが、気にせずF2キーを押してBIOS設定画面に入ります。 |
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パスワード入力を求められること無く、BIOS設定画面に入れました。 セキュリティ項目でパスワードを確認するとクリアされていました。パスワード解除成功です!! このままの状態で、電池のコネクタを戻します。 そして日付設定し、日本語モードに直し、Load Setup Defaultを実行し保存終了します。 組み立て直し、OSの起動を確認しておしまいです。 |
2004年10月4日
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